西海市議会 > 2021-06-11 >
06月11日-01号

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  1. 西海市議会 2021-06-11
    06月11日-01号


    取得元: 西海市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年  6月 定例会(第2回)     令和3年第2回西海市議会定例会議事日程(第1号)                        令和3年6月11日(金)                        午前10時開会開会宣言日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸報告日程第4 所信表明(日程第5 報告第22号及び日程第6 報告第23号の2件一括上程)日程第5 報告第22号 令和2年度西海市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について日程第6 報告第23号 令和2年度西海市工業団地整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について(日程第7 報告第24号の上程)日程第7 報告第24号 令和元年度決算に係る財務書類4表の報告について(日程第8 報告第25号の上程)日程第8 報告第25号 西海市新コミュニティ交通の運行に関する条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認について(日程第9 議案第27号から日程第12 議案第30号までの4件一括上程)日程第9 議案第27号 西海市税条例の一部を改正する条例の制定について日程第10 議案第28号 西海市手数料条例の一部を改正する条例の制定について日程第11 議案第29号 令和3年度西海市一般会計補正予算(第2号)日程第12 議案第30号 令和3年度西海市水道事業会計補正予算(第1号)         令和3年度第2回西海市議会定例会会議録                              (第1号)招集年月日    令和3年6月11日招集の場所    西海市議会議場開会(開議)   6月11日 午前10時00分 宣告(第1日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不応招 ▲◯公務欠席     1 片山智弘   ◯     10 杉山誠治   ◯     2 渕瀬栄子   ◯     11 小嶋俊樹   ◯     3 西川勝則   ◯     12 平野直幸   ◯     4 荒木吉登   ◯     13 渡辺督郎   ◯     5 永田良一   ◯     14 戸浦善彦   ◯     6 平井満洋   ◯     15 佐嘉田敏雄  ◯     7 打田 清   ◯     16 浅田直幸   ◯     8 田川正毅   ◯     17 朝長隆洋   ◯     9 百岳一彦   ◯     18 宮本一昭   ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長          杉澤泰彦   統括総合支所長     植田智子  副市長         松川久和   情報交通課長      松尾勝宏  総務部長        山添秀士   企業立地課長      朝長新吾  総務部次長       川原進一   教育長         渡邊久範  総務部次長       瀬川初浩   教育次長        山口英文  さいかい力創造部長   村野幸喜  さいかい力創造部次長  山口 潤  市民環境部長      今村史朗  保健福祉部長      平尾満明  西海ブランド振興部長  辻野秀樹  建設部長        野田章則  水道部長        宮本 守職務のため出席した者の職氏名  事務局長        下田昭博   書記          門崎直人  書記          岩永志保     午前10時00分 開会 ○議長(宮本一昭) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員数は18人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第2回西海市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮本一昭) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、6番、平井満洋議員及び8番、田川正毅議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(宮本一昭) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日6月11日から6月23日までの13日間として、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日6月11日から6月23日までの13日間と決定しました。 △日程第3 諸報告 ○議長(宮本一昭) 日程第3、諸報告を行います。 まず、諸般の報告を行います。 初めに、議長の報告事項については、お手元に配付のとおりです。 次に、監査委員から定期監査及び月例出納検査の結果報告があっておりますので、報告します。報告書については、お手元に配付のとおりです。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、行政報告を行います。 市長から、令和3年第1回定例会以降の行政報告があっておりますので、報告します。 報告書については、お手元に配付のとおりです。 これで、諸報告を終わります。 △日程第4 所信表明 ○議長(宮本一昭) 日程第4、所信表明を行います。 市長から所信表明の申出がありますので、これを許可します。 杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕皆さんおはようございます。所信を申し上げます前に、新型コロナウイルスワクチン接種の状況についてご報告いたします。 4月27日から開始したコロナワクチン接種につきましては、市内、本土4会場において、高齢者を対象に順次実施しており、離島につきましても、6月5日及び6日には、平島、江島の島民の対象年齢者、12歳以上の一斉接種を行ったほか、20日には松島における65歳以上の集団接種を行うこととなっております。また、8日からは、一部の高齢者施設等を対象とした巡回接種を行っております。 あわせまして、交通の手段がない方のために、6月3日からスマイルワゴンワクチン接種者送迎用として、土、日、祝日の運行を開始しております。 昨日、6月10日現在の65歳以上の高齢者及び離島の対象年齢者接種状況は延べ4,419回で、2回まで終了した方が1,755人となっており、65歳以上の高齢者の16.16%となっております。 今後は、7月末までの高齢者ワクチン接種完了を目指し、その後の65歳未満の方への接種にも万全を期してまいります。 それでは、所信表明に移らせていただきます。 本日ここに、令和3年第2回定例会の開会に当たり、議員の皆様、市民の皆様に所信の一端を申し述べる機会をいただきましたこと誠にありがたく、光栄に存じます。 去る4月18日に行われました市長選挙におきまして、多くの市民の皆様から、温かく、そして力強いご支援を賜り、引き続き2期目の市政運営を担うこととなりました。 コロナ禍という過去に例を見ないような危機的状況に直面する中にあって、課せられた使命と責任の重さに、改めて身の引き締まる思いであります。 昨年から、夏祭り、運動会、敬老会や秋の大祭など、地域行事の中止や規模縮小が余儀なくされ、地区の総会をはじめとした会合等も書面表決が続いており、このことが地域コミュニティの衰退につながらないか、懸念しております。 また、私にとっても、市民の皆さまからのお声、地域の実情やご要望について直接お聞きする機会がなかった1年間でありました。 地域の皆様と膝を交えて話す機会を奪われることは、市長として本当につらいものと痛感した次第でありました。 このような中、選挙戦の1週間という短期間ではありましたが、多くの市民の方々と直接触れ合い、様々なご意見をお聞きすることができました。 1期目に政策課題として取り組んできた、買い物や通院の足としてのスマイルワゴンにつきましては高い評価をいただきました。 実際に遊説の間、通算すると数十回、各地区を走っているスマイルワゴンとすれ違い、かなり利用度が上がっていると実感したところでございます。 今後、さらに利便性を向上させるような新たな仕組みを考えてまいります。 また、若者、子育て世代の方々からは、高速通信網の整備や福祉医療費の拡充、給食副食費の無償化などといった子育て支援策について、大変助かっているという声をお聞きいたしました。 出産から高校卒業までのライフステージごとに、必要な支援策を切れ目なく立てることの大切さを改めて感じた次第であります。 コロナ禍における応援給付金などの経済対策につきましては、ほかの市町に比べ対応した期間が長かったことから、商工業者、農業者、漁業者の皆さん方から多くの支持をいただき、市内消費拡大については、西海ふるさと便制度が、農業者、漁業者をはじめ、利用された多くの市民の皆様から好評をいただきました。 さて、これからの4年間の市政の進め方でありますが、まず、喫緊の最重要課題であります新型コロナウイルス感染症対策につきましては、ワクチン接種をはじめ、市民の生命を守るための万全の対策と、市民の皆さまの消費力をもって地元経済を支える、いわゆる地域循環型消費を促進する経済対策を職員一丸となって継続してまいります。 また、1期目に取り組んだ7つの政策課題については、全体として一定の成果は上がっているものの、まだまだ現在進行形で改善すべき点もあることから、さらに深化させていくとともに、次の7つの項目を2期目の大きな柱として推進してまいります。 まず、1つ目の項目であります、脱炭素社会に向かうまち西海市につきましては、国が示した「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」に向けて、西海市が「脱炭素社会に向かう地域」となるため、江島沖洋上風力発電の促進区域の指定に全力で取り組み、県内造船業などへの経済波及効果や市内の雇用促進につなげてまいります。 また、高効率発電システムへの転換を図る「松島火力発電所」や高付加価値船・省エネ船の建造・研究に取り組む「大島造船所」など、地元企業と協力体制を取り、さらには、豊かな森林資源を有する本市の特性を生かし、市内産木材の生産、加工・消費の循環を目指す「緑の産業」創出を推進してまいります。そのため、本市もここに、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロをめざす「ゼロカーボンシティ」へチャレンジすることを正式に表明し、カーボンニュートラルを目指す企業の投資を本市に誘導できるように努めてまいります。 なお、脱炭素社会に向けたモデル地域づくりや産業、地域振興を強力に推進していくため、さいかい力創造部に「新エネルギー政策課」を新設いたしました。 次に、2項目め、地域の力が生きる産業のまち西海市でございます。 大島地区工業団地につきましては、来年度の竣工に向け、現在、順調に埋立工事が進んでおります。 造船業界船舶省エネルギー化、脱炭素化も進んでいくことは、造船業発展の新たな契機として期待が膨らむところで、造船業の集積地として大島工業団地の早期竣工を目指してまいります。 あわせて、パールテクノ西海への企業誘致、商工業や観光業などの地場産業の活性化にも引き続き努めてまいります。 また、品質に定評のある第一次産業の本市産品は、百貨店ギフトふるさと納税の返礼品としても需要が高まってきております。第一次産業のさらなる生産性向上や後継者、新規就業者育成に結びつけていくためにも、ICT、IoT、AI等の導入によるスマート農・林・水産業を推進してまいります。 また、今年度で市内全ての地域で事業が完了する高速通信網の整備によって、市民の文化的な生活の向上のみにとどまらず、市外からの人の流れをつくり、西海市で何らかの事業を起こすために欠かせない必要条件となる重要な基盤整備の一つができたものと思っております。起業を志す方々に、しっかりとした支援と環境整備を行い、「起業するなら西海市で」と言われるような強い発信に努めてまいります。 次に、3つ目の項目、堅固な防災のまち西海市については、常態化しつつある自然の脅威、加えて、コロナ禍避難所運営は、これまで以上に重要な課題となってまいります。 食料品をはじめとした日用品の備蓄はもとより、災害時の拠点となる施設は必要不可欠であり、強固で高機能な整備を計画的に行ってまいります。 老朽化した消防詰所などの整備をスピード感を持って進めるとともに、自主防災組織との連携強化、総合防災訓練を通した市民防災意識の高揚に努め、安全・安心な暮らしを実現してまいります。 次に、4つ目の項目、地域資源がつくるまち西海市でございます。 1期目で取り組んだ「ぎゅぎゅっと!西海」のブランド化は、ふるさと納税の返礼品105品目から873品目までの充実につながっております。皆さん方のお手元には、750品目となっておりますけれども、現在は873品目まで増えております。令和2年度の寄付額は平成29年度と比較し6.5倍となる約4億8,000万円となりました。 引き続き西海産品の拡充、ブランド力を高めてまいります。 また、海・山・里の特色を生かし、西海市自慢の食と体験とを結んだ観光、教育旅行、農家・漁家民泊を推進するとともに、空き家改修費補助について、今年度から市内在住者も対象とするなど、定住・移住政策にも力を注いでまいります。 続いて、5つ目の項目、教育・子育てのまち西海市については、子どもの学力向上には指導力はもちろんのこと、子どもたちがいかに自らの課題をもって授業に取り組むかが重要であります。 この春から、子どもたちの創造性を育むGIGAスクール構想推進事業も始まりました。 先の4年間で一定の成果を上げている英検の実施や模試、資格試験受験料への補助、「学力向上スーパーバイザー」の配置など、引き続き学力向上を優先課題に位置づけ、取り組んでまいります。 また、保護者の皆様からご要望をいただいている特別支援学校小学部、中学部の設置につきましては、必ず実現しなくてはならない課題として、県への要望を強めてまいります。 市内高等学校存続のための支援として、今定例会に提案した補正予算に計上しておりますが、令和4年度から、市内公立三高校に入学する生徒の保護者に対し、入学に要する費用について補助するなどの支援を行ってまいります。 子育て支援策については、出産から高校卒業までの各々のライフステージにおいて、必要な支援策を切れ目なく支援するなど、子育て支援学力向上をセットに、住みたいまちを実現してまいります。 次に、6つ目の項目、医療・福祉のまち西海市ですが、昨年度行った市民アンケート調査の「これからのまちづくりにおいて大切だと思うこと」で最も関心が高かったものは「医療体制の充実」であります。 これにつきましては1期目から重点的に取り組んでいるところですが、ICT技術を活用した市内医療機関ネットワークづくり、中核病院との連携、在宅医療充実のための訪問介護ステーションの強化を図ってまいります。 また、福祉のまちとして、電話相談事業や通院・買い物の足としてのスマイルワゴンの拡充など、地域の実情に応じた安全・安心確保の体制づくりにも努めてまいります。 最後の7つ目の項目の、「しま」が元気なまち西海市でございます。 洋上風力、潮力をはじめ、西海市の島々は、本市が将来、発展する可能性を秘めた資源の宝庫と考えております。 今後は、温暖な気候を生かした「しま」の産業づくり、取る漁業とともに、育てる漁業の推進と資源管理の研究を行ってまいります。 また、特に不足している医療・介護のマンパワーの充実にも取り組んでまいります。 なお、多目的船「はやて」の老朽化に伴う、新船の建造も手がけてまいります。 以上、この7つを柱として、今任期の研究、事業展開を図ってまいります。 あわせて、選挙戦を通じて感じたこと。それは、市の情報発信の弱さでありました。スマートフォンなどネット環境下にある世代に西海市の政策が十分に伝わっていなかったことに驚いたところであります。 今後は、市民が情報を探しに行かなくても、必要な情報をキャッチできる方法、例えば、プッシュ型の通信アプリの開発など、情報の出し方や見せ方も重要であると感じたところであり、同時に、高齢の方でもスマートフォンを活用できるよう、講座の開設も必要であると感じております。 行政運営の進め方については、1期目同様、市民目線を大切に、市民生活へのかかわりを最優先基準として、一つ一つの課題を着実に解決していきたいと思っております。 最後に、市民の幸福のため、引き続き全身全霊を傾けることをお誓い申し上げ、議員並びに市民の皆様のご支援ご協力を切にお願い申し上げ、私の所信表明といたします。 ○議長(宮本一昭) これで、所信表明を終わります。 ここで松川副市長から、発言の申出がありますので、これを許可します。 松川副市長。 ◎副市長(松川久和) 〔登壇〕議員の皆様、おはようございます。本年5月25日付けで、西海市副市長を拝命いたしました松川久和でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日は、本会議の貴重な時間を割いていただきまして、このようにご挨拶の機会をいただき、宮本議長をはじめ、議員の皆様方に厚く御礼申し上げます。 また、まずもって、先月14日の令和3年第1回西海市議会臨時会におきまして、副市長の選任に議会のご同意を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。 副市長という大役を担わせていただきますことを大変光栄に存じますとともに、コロナ禍の収束が見通せず、迅速なワクチン接種経済対策など、西海市民の皆様の命と暮らしを守ることが喫緊の課題となる中にあって、その重責に身の引き締まる思いでございます。 これまで行政に長く携わってきました私の経験と知識を生かして、杉澤市長が掲げる7つの政策課題について、中でも、脱炭素社会に向かう西海市の実現に向けて、洋上風力発電促進松島火力発電所の高効率化、緑の産業創出など、新たなプロジェクトも推進し、西海市民の皆様が西海市民でよかったと思っていただくように、杉澤市長の下に職員の力を結集させ、市民目線を忘れることなく、西海市のますますの発展に誠心誠意尽くす所存でございます。 議員の皆様のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) △日程第5 報告第22号及び日程第6 報告第23号の2件一括上程 ○議長(宮本一昭) 日程第5、報告第22号「令和2年度西海市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」及び日程第6、報告第23号「令和2年度西海市工業団地整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」の2件を一括議題とします。 報告内容の説明を求めます。 杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕本日、令和3年第2回西海市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、ご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。 本日は、第2回定例会の初日に当たり、条例案2件、補正予算案2件、報告4件の計8件の議案等を提出させていただいておりますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 それでは、ただ今上程いただきました報告第22号及び報告第23号の2件につきまして、一括して報告内容のご説明を申し上げます。 報告第22号及び報告第23号は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、5月31日までに調製した繰越明許費繰越計算書について、同項の規定により議会に報告するものです。 はじめに、報告第22号「令和2年度西海市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」は、令和2年度の第5号、第7号及び第8号補正予算において可決いただきました繰越明許費に係るもので、大島総合支所建設事業など合計39事業、翌年度繰越額の総額は15億3,840万2,000円となっております。 報告第23号「令和2年度西海市工業団地整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」は、令和2年度の第1号補正予算において可決いただきました繰越明許費に係るもので、工業団地整備事業について、翌年度繰越額は3億5,300万円となっております。 以上で、報告第22号及び報告第23号の2件についての報告内容のご説明を終わります。 ○議長(宮本一昭) 報告第22号及び報告第23号の報告内容の説明が終わりました。 これから、案件ごとに質疑を行います。 初めに、報告第22号「令和2年度西海市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」の質疑を行います。質疑ありませんか。 2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子) 報告第22号の関係資料の中に記載をされております教育費、社会教育費大瀬戸コミュニティセンター改修事業についてでありますけれども、市長からは、市内で一番利用者の多い施設であるということで、予定されていた計画よりも前倒しで当初予算に計上していただいた事業ですけれども、これが不落が続いたということもありまして繰越しをされているわけですけれども、理由のところに、設計、そして進捗状況として契約準備中というふうに書かれてあるんですけれども、事業そのものの、改修の見通しというのはいつになるのか。それから、臨時的に照明の部分については対応しますというお話をいただいていて、一時期その照明については対応していただきましたけれども、それが途絶えている状況にもあるようなんですが、その点について確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(宮本一昭) 山口教育次長。 ◎教育次長山口英文) ただいまのご質問にお答えいたします。 こちらの大瀬戸コミュニティセンタートイレ改修工事につきましては、令和2年度中に4回ほど入札行為を行ったんですけれども、不落ということで、業者を入替え等しながら行ったところですが、うまくいっていないという状況でございます。それで今年度に繰越しをしまして、設計額の見直しを今、行っているところでございます。 そういったところで見直しを行っておりまして、完成時期についてはちょっと入札が成立しないというところがございまして、ここに書いているとおりとはならない可能性もあるかと思います。 それから、応急的に対応しておりました照明につきまして、こちらのほうは申し訳ありません、もう一度確認をさせていただいて、対応をいたしたいと思っております。 以上でございます。
    ○議長(宮本一昭) 質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。これから、自由討議を行います。 ただいまの質疑に関して討議はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、自由討議を終わります。 これで、報告第22号は報告済みとします。 次に、報告第23号「令和2年度西海市工業団地整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」の質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) 質疑を終わります。 これで、報告第23号は報告済みとします。 △日程第7 報告第24号の上程 ○議長(宮本一昭) 日程第7、報告第24号「令和元年度決算に係る財務書類4表の報告について」を議題とします。 報告内容の説明を求めます。 杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕ただ今上程いただきました報告第24号について、報告内容のご説明を申し上げます。 報告第24号「令和元年度決算に係る財務書類4表の報告について」は、地方公共団体における行政改革のさらなる推進のための指針に基づき、一般会計を主とした一般会計等財務書類公営事業会計を含む全体財務書類及び一部事務組合等の関連団体を含む連結財務書類監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に報告し、公表するものです。 以上で、報告第24号についての報告内容のご説明を終わります。 ○議長(宮本一昭) 報告第24号の報告内容の説明が終わりました。 これで、報告第24号は報告済みとします。 △日程第8 議案第25号の上程 ○議長(宮本一昭) 日程第8、報告第25号「西海市新コミュニティ交通の運行に関する条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認について」を議題とします。 報告内容の説明を求めます。 杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕ただ今上程いただきました報告第25号について、報告内容のご説明を申し上げます。 報告第25号「西海市新コミュニティ交通の運行に関する条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認について」は、新型コロナウイルスワクチン接種会場への移動が困難な高齢者等を対象に「さいかいスマイルワゴン」を移動手段として活用するため、所要の改正を行ったものです。 改正内容は、現在、平日のみの運行としている「さいかいスマイルワゴン」を、新型コロナウイルスワクチン接種会場への移動に限り、土、日、祝日に運行するとともに、ワクチン接種会場への移動のための利用については、使用料を免除するものです。 以上で、報告第25号についての報告内容のご説明を終わります。 ○議長(宮本一昭) 報告第25号の報告内容の説明が終わりました。 これから、質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) 質疑を終わります。 お諮りします。報告第25号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、報告第25号について委員会の付託を省略することは可決されました。 委員会の付託を省略します。 これから、討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。 これから、報告第25号「西海市新コミュニティ交通の運行に関する条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認について」を採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、報告第25号「西海市新コミュニティ交通の運行に関する条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認について」は、承認することに決定しました。 △日程第9 議案第27号から日程第12 議案第30号までの4件一括上程 ○議長(宮本一昭) 日程第9、議案第27号「西海市税条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第12、議案第30号「令和3年度西海市水道事業会計補正予算(第1号)」までの4件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕ただ今上程いただきました議案第27号から議案第30号までの4議案について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。 議案第27号「西海市税条例の一部を改正する条例の制定について」は、地方税法等の一部を改正する法律等が令和3年3月31日に公布されたことにより、西海市税条例の一部を改正するものです。 主な内容は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも新規に設備投資を行う中小事業者等を支援する観点から、生産性革命の実現に向けた償却資産等に係る固定資産税の軽減措置を2年延長する等の改正となっております。 議案第28号「西海市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」は、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、個人番号カード再交付時の手数料について、所要の改正を行うものです。 議案第29号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第2号)」は、既存の予算に6億5,307万円を追加し、歳入歳出予算の総額を204億6,453万8,000円とするものです。 令和3年度は市長選挙の実施年度であったため、当初予算は骨格予算として編成を行っており、今回の補正予算で新規事業を含む政策的経費の肉付けを行うこととしております。 補正の主な内容は、引き続き行う新型コロナウイルス感染症対策として、市内の公共施設などの手洗水栓で、接触による感染リスクの軽減を図る「公共施設等手洗水栓取替事業」や、小中学校の臨時休業時等の家庭での学習の充実を図る「GIGAスクール構想推進事業」等を計上したほか、当初予算における経済対策などの事業に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当して財源組替を行っております。 また、多目的船「はやて」の船体老朽化に伴い、新たな船舶を建造する「多目的船建造事業」や、特定防衛施設周辺整備調整交付金を財源として西海町寄船地区に新たな公園を整備する「寄船砲台跡地公園整備事業」、市内の高校へ入学する生徒を支援する「市内高等学校入学支援事業」などを計上しております。 議案第30号「令和3年度西海市水道事業会計補正予算(第1号)」は、資本的収入額で、既存の予算に290万円を追加し、その総額を6億3,046万4,000円とし、資本的支出額で、既存の予算に304万3,000円を追加し、その総額を9億7,900万7,000円とするものです。 補正の主な内容は、水道施設整備事業において用地の購入が必要となったことによる固定資産購入費の増額及び、これに伴う企業債の増額によるものです。 以上で、議案第27号から議案第30号までの4議案についての提案理由のご説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(宮本一昭) 議案第27号から議案第30号までの4件についての提案理由の説明が終わりました。 ただいま提案理由の説明が終わりました議案第27号から議案第30号まで4件の議案につきましては、その質疑及び委員会付託を6月18日の本会議で行います。 これら4件の議案について、質疑の発言を希望される方は、6月15日の正午までに、その質疑内容を所定の用紙に記入の上、通告を願います。 次回の本会議は、6月15日、午前10時から開きます。所定の時刻までに参集願います。 本日は、これで散会とします。     午前10時42分 散会...